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転職・セカンドキャリアについて(K.imamura@キャリコン &セールスメンターさん)
最終更新: 2019年11月6日

今回の記事は、K.imamura@キャリコン &セールスメンターさんからのご提供です。
・https://twitter.com/kPr2pARx1IvjhTC
まずは、簡単に自己紹介から
1963年生まれの56歳、大学を卒業した1986年4月に社会人になり、あっという間に社会人34年目を迎えています。
現職は、外資系生命保険会社の営業教育部のマネージャーです。新卒入社の総合職、中途採用のフルコミ営業マン、営業管理職、並びに、代理店、銀行などの研修デザインと講師、また講師育成などを担当しています。年間400回近くの研修を実施しています。
大学生時代は、高校時代に、進路指導の先生に大きな不信感を抱いたため、高校で職業選択の教員になりたいと思っていました。今で言うキャリア教育ですね。ところが、教育実習を体験後、即、民間企業への就職に切り替えることになります。何事も経験しないと解りませんね。
学卒時は、何になりたいか? どんなキヤリアを歩みたいか? などは考えたこともありませんでした。
私の就職の条件は、①Uターンしたい(北海道)、②中小企業は絶対イヤ、③営業職は無理、以上の3点でした。
若い方々には、私の年齢位の人間であれば、大手企業の役員経験者のような方々の方が参考になるような気もしますが、せっかくのご指名なので、何かの参考になればと思います。
私は、20歳代で4社、40歳以降4社を経験しています。これが最大の特徴でしょうか? 最初の3社は、自らが動いた転職、残りは、すべて人のご縁によるものです。
① 地銀→②大手小売業→③大手メーカー④外資生保→⑤外資生保→⑥外資生保→⑦保険代理店→⑧外資生保(現在)です。
採用に関わっていた時期は、30歳~46歳までです。フルコミ営業マンのと、支社で働くクラークの採用を行っていました。フルコミ生保営業マンという仕事を希望する人は、世の中には、ほぼ皆無です。自らが候補者を探し、その人の価値観を変え、試験にトライさせるというプロセスです。もし、採用した人が早期退職をすると支社長は、罰金を払う規定になっていて、私も、158万円/月に支払ったこともあります。候補者ターゲットはバリバリの営業マンと思われる方が多いかも知れませんが、そんなことはありません。また、多額の成果連動型給与につられて入社する人が多いと思われるかも知れませんが、そんなこともありません。この業界で長くやっていける人は、内的要因と外的要因をバランス良く解釈し、自分の職業観を震わせた人たちのような気がします。私が、20年以上前に採用に関わった人が50%以上残っているので、これは経験からの結論です。
採用の時のポイントは、①地頭が良いこと ②素直なこと(トレーナブルであること)③自己問題解決力が高いことの3点です。
これは、すべての転職者に当てはまる要素なのではないでしょうか?
今年、昨年と新卒採用者の営業部門配属者(代理店担当営業職)の研修を実施していても強く感じます。そもそも学生には生命保険商品は縁遠い商品です。商品は無形商材、なお且つ営業対象者は、すべて自分より年上で経験も豊富、競合他社も多く、まして、対面での営業スタイルですから誤魔化しは全く出来ない世界です。かなりハードルは高いと思いますが、研修中も上記のポイントに秀でていた人は、2年目には大きく飛躍しています。
ここ4年程は、自分のセカンドキャリアにもがき苦しんでいる状態です。
自分の都合、自分の考えではなく、ある日突然、退職するということが定年です。ゴールは、強制的に決められているということです。このことが、どうしても納得できない訳です。自分の40年近い職業人生の最後を自分で決めることが出来ないことが、とても不思議なのです。ゴールが決められているのに、努力をし続けるって酷なことかも知れませんよね。
私は、20年以上同じ業界で働いていますので、いろんな人の中に入ってみようと思いました。自分で言うのもおこがましいのですが、今の50歳代にはめずらしく、地位、名誉、肩書というものに興味が無いタイプなのです。これは、重要かも知れません。今回のご縁も、20代の人にTwitterをやってみたらとレクチャーを受け、30代の人とのご縁ですから・・・。
今までの棚卸しをしてみると、最初に職業ということを真剣に考えたのが高校2年、それから職業・人っていうことを長い間考えているような気がします。そして、セカンドキャリアも「職業・人」に関してのことが、テーマになると思います。
ビジネスモデルも出来つつありますので、興味のある方は、是非ご一報を!